実績 / 生活基盤
南城都市計画区域スタート
南城市の発展のためにどうしても成し遂げなければならないプロジェクトでした。
南城市独自の都市計画区域を作ることです。
それまで、市の大里・佐敷地域は那覇広域都市計画区域に組み入れられていました。その結果、新しい建築物が建てられないなどの弊害が生じ、人口の減少に歯止めがかからない状態でした。
一方、自然景観を保全すべき玉城・知念地域は自由にどのような建物でも建築できる状態でした。
そこで、私たちは那覇広域都市計画区域を離脱し、開発と保全を両立させる南城市独自の都市計画区域を策定することを決断しました。
大里・佐敷においては建築制限を緩めると同時に、全国に例を見ない規模の風致地区(緑を守る制度)、パチンコ店など特定の建物の立地を制限するなど、特色ある都市計画となっています。
その結果、現在では人口も増加傾向にあり、合併以来、最高の4万1千人を突破しました。