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なんじょう市民大学「市長講話」(2022/08/16)
なんじょう市民大学 13期生の講座で、古謝市長が登壇。「日本一元気で魅力あるまちづくりを目指し」と題して講話し、受講生とも率直なディスカッションを交わしました。
南城都市計画、デジタル田園都市、ムラヤー構想など、3つのテーマで講話。那覇広域都市計画区域から離脱して単独の都市計画を策定し、開発と保全を両立した独自のまちづくりを展開した経緯や、高速インターネットを市全域で利用可能にした経緯を説明。その結果、人口が増加に転じた効果を解説しました。
またムラヤー構想については、地域ぐるみで人々が付き合い、公民館を中心に助け合ってきた姿が南城市の特徴とし、「お年寄りと子どもたちなど住民が交流し、また観光客とも交流する。都市化が進んでいる中で、田舎の良さを残して地域を活性化していく取り組み」と説明しました。
「南城市の人口は4万6千人だが、本籍人口は6万人。まずは、南城市から出ていった方々を呼び戻すためにまちづくりを進めている。ただ人口を増やすということではなく、本当にこの地域の良さをわかっていただける方々、そして助け合いながら一緒になって地域づくりを頑張っていける方々が住める環境をつくっていきたい」と思いを語った古謝市長。
受講生の皆さんにも「自分達がこれからどのようなまちづくりに取り組んでいきたいかということをしっかり理論武装しながら、協力者をつのっていくことが大切。がんばっていただきたい」とエールを送りました。
市長講話のあと、受講生はグループごとに意見を出し合い、市長へ質問を投げかけました。
「外貨を稼げるような南城市のストロングポイント(強み)は?」との質問に対し、古謝市長は「第一次産業で生活できるような環境を作っていくことが大切。大量生産のために農薬を多量に使った外国産の農産物に対し、水耕栽培など安全な農産物を作っていくことが大切」と回答。その他、各グループからの質問にもひとつひとつ回答しました。