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第2期 なんじょう市民農業大学 修了式(2024/02/15)

令和5年度 なんじょう市民農業大学の修了式が南城市役所にて執り行われ、2期生となる15名が学長の古謝市長より修了証書を受け取りました。

この市民農業大学は、週末農業や家庭菜園に興味のある人々が将来的に持続可能な農業を目指しながら、地域の農業課題解決に貢献できる人材を育成する目的で、令和4年度より開校しています。

受講生たちは、半年にわたる座学とフィールドワークを経て、SDGsに基づく循環型農業、福祉との連携、半農半Xなどについても学びました。また、土作りから販売に至るまでの経営技術や有機栽培の方法、収穫した野菜を活かした調理体験など、充実したカリキュラムを修了しました。

古謝市長は修了式で、「この農業大学での出会いとネットワークを大切にし、農業を継続していくための環境作りに励んでください。皆さんの中からイノベーションを起こす人材が現れることを期待しています」と激励しました。

さらに、修了生たちは南城市の農業課題と解決策について考察した「なんじょう農業未来予想図」を発表しました。ここでは、「誰もが安心して楽しく取り組める農業」を実現するためのアイデアや仕組みが提案されました。

山崎柊平さんは、「市民農業大学で得た知識と人脈を生かし、小規模ながら農業を始めたいと考えています。農業を生計とすることの難しさを痛感しましたが、自給自足の重要性も実感しました。一人ひとりが少なくとも一種類の野菜や果物を育てることができれば、食の未来はもっと明るくなると思います」と受講後の感想を述べました。

2024-02-15 | Posted in Blog, 市長活動報告2024Comments Closed